ストーンズの95年に披露したエネルギッシュな『リップ・ディス・ジョイント 』を見る

ストーンズは、「ヴードゥー・ラウンジ」ツアーを終えた95年に、『ストリップド』をリリースしている。同アルバムは、東京とリスボンでのスタジオ・セッションと、ヨーロッパの小さな会場で行われた三つのライヴから、ストーンズの代名詞的楽曲を集めたコンピレーション・アルバムであった。この時ストーンズは、ファンとの距離が近いクラブのような雰囲気を出すために、意図的に小規模なコンサートをアルバムに収録した。当時、キース・リチャーズは次のように語っていた。「小さい会場でのライヴには、何か生々しさがあるんだ。それに、俺たちは神をシャットアウトすることもできる。ほら、大規模なコンサートだと彼、雨とか風になって時々登場しちゃうから」

Translation by Miori Aien

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