レッチリの新曲、ミニマリズムなファンクナンバー『ザ・ゲッタウェイ』を聴く

6月発売予定のニュー・アルバムのオープニング・トラックは、躍動感あふれる『ザ・ゲッタウェイ』 (Photo by Steve Jennings/WireImage)

レッド・ホット・チリ・ペッパーズが、バンドの代名詞的なファンクサウンドを放つ躍動的かつ個性的なニューシングル『ザ・ゲッタウェイ』を公開。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズが、6月17日発売予定の通算11枚目となるアルバムのファンクなタイトル・トラック『ザ・ゲッタウェイ』を公開した。同曲は、フリーのミニマルなベースラインをバックに、フロントマンのアンソニー・キーディスが「俺を未来に招待してよ」と感傷的に歌い上げるナンバーとなっている。

しびれるリードシングル『ダーク・ネセシティーズ』が公開されてから数週間後に公開っとなった『ザ・ゲッタウェイ』は、主要なデジタル音楽配信サービスでダウンロードまたはストリーミングが可能になっている。またアルバムをプレオーダーすると、2曲をその場でダウンロードすることができる。2011年の『アイム・ウィズ・ユー』に続くアルバム『ザ・ゲッタウェイ』は、デンジャー・マウスをプロデューサーに迎え、レディオヘッドを長年手掛けるナイジェル・ゴッドリッチがミックスを担当している。

「今までの曲に負けないぐらい良い曲を制作してる」。2015年10月、アンソニーはこう新譜の制作状況をローリングストーン誌に話していた。「[デンジャー・マウス]は、かなりモダンなアイデアを考え出せるってところがスゴイんだ。でもそれだけじゃなくって、彼はコントロールルームでアコースティックギターのサウンドを拾って、曲に必要なサウンドだけを残してくれるんだ。スゴイことだよね」

またフリーは、2014年に最新アルバムについて「超ダンス系のファンキーなやつ」から「マジで内省的で美しいもの」まで、幅広いジャンルをカバーしているとローリングストーン誌に明かにしていた。

Translation by Miori Aien

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