AC/DCブライアン・ジョンソンが語る聴力障害の真実:「こんな人生を送ることができて俺は幸せもの」

AC/DCのヴォーカリスト、ブライアン・ジョンソンが自らの聴力障害とこれまでのバンド人生について語った。(Daniel Pockett/WireImage/Getty)

「これまでのバンド人生、俺は幸せものだったと思う。AC/DCのメンバーでいられたことに本当に感謝している」

聴力障害の悪化により2016年のツアーの途中降板を余儀なくされたAC/DCのヴォーカリスト、ブライアン・ジョンソンがシリウスXMラジオの最新インタヴューの中で、自身の病状と、長い間バンド生活を共にしてきたアンガス・ヤングとクリフ・ウィリアムズへ病気について告白した際の様子を語った。

「今の自分を例えるなら、24-5歳の新人アスリートがケガによってそのキャリアを早々に諦めねばならないような感じかな。若いアスリートにとってそれは悲劇的な事態だが、それでも俺がまだラッキーだったのは、俺はもう68歳で、世界最高のバンドの一員としてこれまでにとても素晴らしい時間を重ねて来られたということだね」と、ラジオ番組『イン・ザ・ドライバーズ・シート(In the Driver’s Seat)』のパーソナリティ、ドロン・レヴィンに語った。

大の車好きとしても知られるジョンソンが耳に違和感を覚えたのは今から8年前の2008年、ニューヨーク州のサーキット、ワトキンズ・グレン・インターナショナルでのレース中のことだった。レーサー用の耳栓を装着し忘れてレースに臨んだジョンソンは、5分ほど経過した時点で耳に軽い衝撃を感じた。その時は特に気にも留めなかったが、その後6-7ヶ月に渡り耳鳴りに悩まされた。しかし時の経過と共にそれも解消されたため、またAC/DCのヴォーカリストとしてバンドと共にツアーを続行していた。

Translation by Smokva Tokyo

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