ビヨンセ、人気ソング・ベスト10

『クレイジー・イン・ラヴ』(Crazy in Love)

オープニングのホルン演奏を聴くだけで、おそらく誰もが瞬時に、ビヨンセの『クレイジー・イン・ラヴ』だと気付くだろう。デスティニーズ・チャイルドから離れて第2のキャリアをスタートした彼女は、夫となるジェイ・Zと初めてコラボした本作品で、ソロ歌手としてスターダムを駆け上った。グラミー賞2部門を受賞したこの曲は、2003年の発売以来、最も売れたシングルの一曲と言われている。最近では、『クレイジー・イン・ラヴ』の新たなバージョンを映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』に提供したビヨンセ。スーパーボウルのハーフタイム・ショーでブルーノ・マーズと共演した際には、ホルンのフレーズをマッシュアップし会場を沸かせた。

『ラヴ・オン・トップ』(Love on Top)

モータウンの爽やかさを備えたモダンなR&Bと、ゴスペル風のサウンドをスムーズに融合させた『ラヴ・オン・トップ』。ビヨンセの才能とポップに対する感性をよく表した魅力的な一曲に仕上がっている。80年代のジャネット・ジャクソンのB面のようなビートにキーチェンジを加え、ひと昔前のラブソングを完璧に近い形で再現した。2011年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでは、この曲を披露する前に突然妊娠を発表し、ファンを驚かせた。

Translation by Aki Urushihara

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