メタリカ、レッチリのマネージャー、YouTubeを「悪魔」と呼び激しく非難

しかし、YouTubeの事業運営責任者ロバート・キンクルは、YouTubeの再生回数によるアーティストへのキャッシュフローはレコード・レーベルとの取り決め次第で変えることができると提案した。彼はパフォーマーの一例として、YouTubeと直接広告協定を結び、780万人のチャンネル登録者を獲得し、昨年このサービスで600万ドルの利益を得たヴァイオリニストのリンジー・スターリングの名前を挙げた。

「彼女は自分の再生回数や今稼いでいる金額をすべて確認しており、このやり方は非常に透明性が高い」とキンクルは語った。「おそらく、他のケースではそうはいかないだろう。著作権管理団体、パブリッシャー、レーベルといった仲介者がいる場合、前払い金として支払った金額を回収しようとするのが彼らの仕事だ。だから、アーティストに透明性がない場合は非常に難しい」。

メンチとキンクルのコメントを受けて、YouTubeとソニー、ワーナー、ユニバーサルの3大メジャー・レーベルは、来年ライセンス契約の再交渉を行うことを決めた。YouTubeとその他の類似サイトも、依頼に応じて削除しさえすれば、ユーザーが著作権のあるコンテンツをアップロードした時に彼らを守れるような「セーフ・ハーバー」ルールの改定を望んでいる。

Translation by Shizuka De Luca

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