TOSHI-LOWが語る、俺にとっての「忌野清志郎」ベスト・ソング

By Joe Yokomizo 2015/02月号 P30〜31 |
TOSHI-LOW(BRAHMAN)
ローリングストーン日本版 アーカイヴ・インタヴュー
2015年2月号 特集「忌野清志郎、不滅の魂」

忌野清志郎、この1曲

約40年にわたって書かれた膨大な曲から、著名人ファンがベスト・ソングをセレクト。その最大の魅力である歌詞とともに、それぞれの思い出を語ってもらった。(※インタヴューは2014年に行った。)

TOSHI-LOW(BRAHMAN)
「明日なき世界」 RCサクセション / 1988年


実は『トランジスタ・ラジオ』と迷って。俺、中学の頃、あの曲のまんまだったから。ていうか、マネしてた。青春って自分に浸るじゃない。清志郎が歌ってるんだけど、勝手に自分の歌にしてて。清志郎ってほかの曲もそうなんだよね。普通は人の物語にしか聞こえないのに、自分の歌にできるっていうかさ。最初は『宝島』で知って、その後、すぐに『 COVERS 』が出たの。ずっと聴いてた。ワクワクしてた。発売禁止になったじゃん。子供心にタブーに触れてるんだ!というのがわかって。"素晴しすぎて発売出来ません"って新聞広告とか、パンクだなって思ったね。


震災が起きて、誰の歌にいちばん心を揺らされたかって話で。一昨年のフジロック、BRAHMANで出たグリーンステージで、清志郎が湯川れい子に送った手紙のことを話したの。去年は弾き語りで、朗読した。そうやって継いでいけばいいんだ と思う。継がれるべき人だし。みんな、真剣に聴いてたよ。実際、歌のとおりになってるからね。
Interview and Text by Joe Lowloon(Mitsuyo Kakuta)

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