ウィーザー、リヴァース・クオモの人生哲学

By ERIK HEDEGAARD
過去に経験した恋愛関係の失敗や現在の幸せな結婚生活、ウィーザーの音楽に与えた精神分析療法の影響について語るリヴァース・クオモ。(Peter Yang)
父親であることやフロイトの精神分析療法、出会い系アプリTinderのおかげで手に入れた、ウィーザーのフロントマンのグルーヴとは。

リヴァース・クオモは、サンタモニカ・ピアの近くにあるホットドッグ・オン・ア・スティックの売店の側の日陰と日差しの間をのんびり歩いている。黒いスキニー・ジーンズのポケットに両手を突っ込み、黒いTシャツの上に黒いフード付きのパーカを羽織り、野球帽を目深に被る彼は細身で少し小柄である。90年代のオタク・ロックの巨匠でエモ界のレジェンドであり、最初の2作のアルバムである『ブルー・アルバム』と1996年のより告白的な『ピンカートン』から、『アンダン~ザ・スウェター・ソング』や『バディ・ホリー』、『ザ・グッド・ライフ』などの魅力的なメロディに溢れた奇想曲を世に放ったバンド、ウィーザーのフロントマンだとは、熱狂的なファンでない限り気づかないだろう。

その後20年間、バンドにはリーダーの気まぐれ次第で、初期の不思議な力を取り戻すという見込みのない希望を持ち続ける時期と、一切気にかけない時期が交互に訪れた。彼は今45歳の既婚者で、9歳の娘と3歳の息子を持つ2児の父親だ。子供たちは夫妻と同じ部屋で寝るというが、そうしてはいけない理由などあるだろうか?
Translation by Shizuka De Luca

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