忌野清志郎、生前の名言を振り返る

By Joe Yokomizo 2015/02月号 P26〜27 |
写真:有賀幹夫
ローリングストーン日本版 アーカイヴ・インタヴュー
2015年2月号 特集「忌野清志郎、不滅の魂」

2009年5月2日、突如この世界から姿を消した日本が誇るロックンロール・スター忌野清志郎。昨年、我々ローリングストーン日本版は、映画公開に先駆けて清志郎を愛するアーティストたちによる特集を組んだ。本誌を読まなかった方々は、是非この機会に読んでもらいたい。今も我々の心に生きる清志郎、その不世出の魅力に迫る!!

「ボスの言葉は、 今も心の中にある」


2015年2月10日から公開された映画『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM #1〜入門編〜』 は、1981年から2008年までの清志郎のライヴ映像で構成された「ライヴ」ムービーだ。パフォーマンスはもちろん、ロック史に残るMCなど、その偉大さは画面の中でも健在だ。では、日常をともに過ごしていたスタッフから観た清志郎とは、いったいどんな人物だったのか。長年、ライヴ制作として清志郎を支え、映画のプロデューサーである蔦岡 晃、とてつもない量の映像を1本の「ライヴ」へと昇華させた監督の太田旬、そして、恒例のマント・ショーに欠かせない存在だった、ギターテックの山本「シャブ」潔。 ゆかりの深い3人が、記憶に残る清志郎の言葉から、その人物像を語る

今日と明日と明後日ぐらいのことを考えていればいいんだよ

僕なりに解釈して、要約した言葉です。2008年の完全復活祭は、リハーサルをかなりやったんです。僕が「後何日かしかないですけど、どうですか?」って聞いたんですよ。そしたら、突然、真顔になってこう言うんです。「君は先のことばっかり考えてるけど、俺は、明日の練習で何をやるかを考えてる。その明くる日も練習があるだろう?それを繰り返していたら、武道館の日が来る。そんなもんだよ。あんまり先のことばっかり考えてちゃダメだよ」。もう、打たれちゃって。座右の銘にしてます。(蔦岡)

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