ガンズ・アンド・ローゼズ、コーチェラでAC/DCのアンガス・ヤングと共演

Photo by Frazer Harrison/Getty Images for Coachella

AC/DCが、アクセル・ローズをバンドの新リード・ヴォーカルに迎えると公表したわずか数時間後、AC/DCのギタリスト、アンガス・ヤングが、ガンズ・アンド・ローゼズのコーチェラ公演に参加した。




アクセル・ローズがヴォーカルの代役としてAC/DCに加入するとの発表が出て、待ちに待ったガンズ・アンド・ローゼズのコーチェラ再結成ステージの印象が薄れかけていたが、その数時間後、この土曜日のフェスで実施されたGN’Rのステージにギタリストのアンガス・ヤングが登場し、ローズとAC/DCのコラボがどんな感じになるかサンプルを示してくれた。



「俺は皆のために走り回れないから、俺たちのライヴに活気を与えてくれる友達をひとり呼ぼう」と、ヤングをステージに迎える前、足の骨折のせいで、デイヴ・グロールの玉座の上で身動きをとれないローズが観客に告げた。AC/DCのレジェンドと「クラシック」時代のGN’Rメンバーのスラッシュ、マッケイガンが顔を揃え、かつてGN’Rのライヴの定番曲でもあった、AC/DCの初期の楽曲2曲『Whole Lotta Rosie』、『Riff Raff』を披露した。


デイヴ・グロールの玉座でパフォーマンスを披露した、アクセル・ローズ(Photo by Kevin Mazur/Getty Images for Coachella)

ヤングは、AC/DCの「Rock or Bust」ツアーを開始する前、2015年のコーチェラ・フェスティバルでAC/DCとしてヘッドライナーを務めていた。「Rock or Bust」ツアーは、長年のシンガー、ブライアン・ジョンソンが、医師からツアーを中止しないと聴覚を完全に失うリスクがあるとの警告を受け、3月に急遽延期が決まったもので、ヨーロッパでの10公演とアメリカでの10公演の全20公演を残していた。残りのメンバーはヴォーカルの代役と共に自分たちの責務を果たすと誓い、ローズの参加が噂されていた。

Translation by Shizuka De Luca

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