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メタリカ、カーク・ハメット「ずっとやりたかった」ビジネスで起業

Kory Grow | 2016/03/14 18:00

| 新たに芽生えた起業家精神と自身のギター・エフェクター会社KHDKへの関心について話す、メタリカのカーク・ハメット。(Photo by EDV/Corbis) |

「これは俺がずっとやりたいと思ってきたけれど時間がなくてできなかったことなんだ」ーメタリカのギタリストが新設企業KHDKエレクトロニクスについて語る

この5年間でメタリカのカーク・ハメットは自分の可能性を広げてきた。この53歳のギタリストは世界一のヘヴィメタル・バンドでリード・ギターを担うだけでなく、作家として自身のホラー映画関連のコレクションを『Too Much Horror Business』という本にまとめ上げ、さらには起業家としてホラー・イベントの開催や玩具会社の設立、そしてつい最近ギター・エフェクター会社まで立ち上げた。

「今の時代、何事もやり易くなっただけだよ」と、ハメットはバンドメンバーとレコーディング・スタジオ入りする数分前に、自身の再生期についてローリングストーン誌に語ってくれた。「これは俺がずっとやりたいと思ってきたけれど時間がなくてできなかったことなんだ。いつもツアーに出ていたり、他にすることがあったからね。10~15年前と比べると、こういうことをするのに時間も労力も必要なくなった。今はインターネット、ソーシャル・メディア、テクノロジーがあるから起業するのはかなり簡単だよ」。

彼が行った一番最近の試みが、ギタリストのためのエフェクターを自ら構想を練って作り上げるというビジネス「KHDKエレクトロニクス」である。例えば、ジミ・ヘンドリックスが奏でるファジーで雑音だらけのリフのない『紫のけむり』やピーター・フランプトンによるロボットのようなギター音が欠けた『紫の夜明け』、トム・モレロによるキーンと鳴って不安定に進む高音が消えたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの『Killing in the Name』なんて想像できないだろう。ハメットは共同創設者のデイヴ・カロンと共に、次の象徴となる特徴的なサウンドを生み出そうと試みているところだ。
Translation by Shizuka De Luca

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