【震災から5年、福島の現在】福島第一原発所長に問う、いまだ抱える問題と廃炉へのきざし

By Joe Yokomizo 2016/04月号 P105〜105 |
インタヴューを受けてくれた福島第一原子力発電所 所長 小野 明氏(ローリングストーン日本版4月号掲載)
ローリングストーン日本版2016年4月号掲載
特集:震災から5年、福島の現在

福島第一原子力発電所 
所長 小野 明氏 囲みインタヴュー

東日本大震災から5年が経ち、福島第一原子力発電所は現在も廃炉への作業を続けている。廃炉(原発建屋を解体し更地にする)までにはおおよそ30〜40年かかるというが、現在の進捗状況と見通しは? 現所長・小野明氏に話を伺った。

溶けた燃料棒を取り出し、廃炉にいたるまでの見通し

―廃炉作業は割合でいうとどのくらい進んでいて、どんな課題が残っているのか?

汚染水の問題がここ数年は喫緊の課題だと思っていたんですけれども、去年、全量処理がひと通り完成したり、サブドレンが動いたり、海側遮水壁が完成したりと進捗があり、一段落したかなと思っています。また、廃炉自体の進捗も、3号機は瓦礫の撤去もほぼ終わりましたし、1号機の方も今のところは順調に瓦礫の撤去に向けての作業、例えばカバーの解体など順調に進んでいますので、去年は非常に大きな進捗があったと思っています。それを踏まえたうえで、登山に例えれば1合目はなんとか越えられたかなと思っています。
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資料:東京電力ホームページ
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images1/d160128_05-j.pdf


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資料:東京電力ホームページ
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images1/d160128_05-j.pdf

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