ジャスティン・ビーバー、印象的な授賞式パフォーマンス10選

アメリカン・ミュージック・アワード(AMA)(2010年)



いつもスタイリッシュなウィロー・スミスが、「私のお兄ちゃんみたい」な存在であると言って、ビーバーの紹介を行った。過去の授賞式の出演がたびたび騒ぎ立てられていたが、このときビーバーは後にレゲエポップ・バンドの『マジック!』を結成するナスリ・アトウェとの合作曲『プレイ 僕の祈り』のパフォーマンスにピアノを取り入れた。ビーバーの若々しい声がわずかにかすれたときでさえも、全てにおいて魅力が詰まっていた。しかし、ゴスペル聖歌隊と様々な宗教のシンボルがスクリーンで流れている前で、少々才能をひけらかすようにも見えてしまうかも?

グラミー賞(2011年)



ビーバーが初めてグラミー賞候補者となった2011年は、同じくカナダ出身で未来のコラボレーターであるドレイクが対抗馬の最優秀新人賞を含む2部門でノミネートされた。結果、どちらも受賞を逃した。
ビーバーがステージに登場する前、2007年のオーディションで彼のメンターであるアッシャーのヒット曲『U・ガット・イット・バッド』を本人の前で披露するビーバーを収めた画質の荒い映像が視聴者に向けて流された。ギターを抱えて座るビーバーにアッシャーが歩み寄る暗いステージにカメラが切り替わり、立ち去る前のアッシャーが「今こそお前の番だ!さあ行け!」というセリフで締めくくられる、若干こそばゆさを感じさせるような映画『ベスト・キッド』風のやりとりが披露された。それから、この10代のパフォーマーは楽曲『ベイビー』のアコースティック・バージョンを歌い、サムライに扮した太鼓奏者とジェイデン・スミスを迎えた『ネヴァー・セイ・ネヴァー』の壮大な演出へと移った。そしてアッシャーが当時のヒット曲『OMG』を歌うためにステージへ戻り、ビーバーは最後の数分だけ華麗に舞い戻った。

Translation by Shizuka De Luca

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