キッド・ロックという男の哲学:「俺はおじいちゃんになったことを楽しんでいる」

BRIAN HIATT | 2016/02/25 15:00

| 最新インタヴューで自身のデトロイトというルーツや今は亡きレコード業界の重鎮アーメット・アーティガンとの友情について語るキッド・ロック。 (Photo by C Flanigan/FilmMagic) |

「この業界でいかに潔く歳をとるのかというのは最重要課題のひとつだ」と彼は語る

キッド・ロックは45歳になっても相変わらず頑固で遠慮のない物言いをする。「彼の選挙運動は最高に楽しませてくれた」と、ラッパーでシンガー、作曲家である彼は、ドナルド・トランプについてローリングストーン誌に語った。本インタヴューでは、デトロイト生まれという自身のルーツや人生の指針、そして今は亡きレコード業界の重鎮アーメット・アーティガンとの友情について話をしてくれた。

─つい先頃、43歳の時におじいさんになられましたよね。この節目についてどう思いましたか?

うーん、孫ができても俺の偏屈者としてのストリート・クレディビリティはまだ健全に保たれているよな?たぶんまだ残っているなら、ヒップホップでのストリート・クレディビリティも。俺はおじいちゃんになったことを楽しんでいる。いいか、息子は大学を卒業して仕事に就いている。親としてそれだけでも本当にほっとしているよ。自分が両親に苦労させてきたことが想像できない。その上、かわいい孫娘がいるんだぞ?かなりすごいことだ。「孫娘がたくさんのことを経験する姿を目にすることができるなんて最高の幸せ者だ!お前は孫の結婚式にも出席できるだろう」と、俺の友達は言うんだ。責任ある大人たちにとっての最近の傾向のようだが、子供ができるのが遅いと、見られない可能性がある出来事が多いからね。

─あなたの中で最もデトロイトらしいところは何ですか?

たぶん労働倫理かな。蹴落とされた時に立ち上がる方法を知ること。俺は人生でそういう経験をたくさん切り抜けてきた。成功を得るために体験してきたあらゆることはだいたいデトロイトに関係していると思う。
Translation by Shizuka De Luca

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