「ロックの殿堂」30年の歴史を振り返る、奇跡の共演15選

JORDAN RUNTAGH | 2016/03/21 16:00

| Photo: (Dave Hogan/Hulton Archive/Getty) |


『ハイアー・グラウンド(Higher Ground)』(2012年)

スラッシュ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ロニー・ウッド、ビリー・ジョー・アームストロング、ケニー・ジョーンズ、ジョージ・クリントン

ガンズ・アンド・ローゼズが殿堂入りした2012年、アクセル・ローズは欠席したが、スラッシュが彼抜きでフルスピードのロックを見せた。レッド・ホット・チリ・ペッパーズと仲間たちを従え、シルクハットの男がステージのセンターを乗っ取り、スティーヴィー・ワンダーの名曲でパフォーマンスを盛り上げた。観客席からジョージ・クリントン(と彼のドレッド)が加わりファンク度がアップしたが、ビリー・ジョー・アームストロングは気の毒に、ファンキーとは程遠いアコースティックギターに終始した。


『クロスロード(Crossroads)』(2013年)
チャック・D、レヴ・ラン、ラッシュ、アン・ウィルソン、ナンシー・ウィルソン、デイヴ・グロール、ジョン・フォガティ、ゲイリー・クラーク・ジュニア、トム・モレロ、テイラー・ホーキンス、クリス・コーネル

「ブルースがロックンロールを生んだ」― チャック・Dとレヴ・ランがラップで宣言し、驚異的な異種混合ジャムがスタートした。とても懐かしいロバート・ジョンソンの曲で、プログレ、メタル、グランジ、ヒップホップなど、数多くのロックのジャンルが共通の起源を持つことを、ロックの殿堂は鮮やかに証明した。このパフォーマンスで私たちが聴くのは、ポップミュージックが旅立ったさまざまな方向の分かれ道であるブルースだ。


『イッツ・ソー・イージー(It’s So Easy)』(2014年)

スティーヴィー・ニックス、キャリー・アンダーウッド、ボニー・レイット、エミルー・ハリス、シェリル・クロウ、グレン・フライ

パーキンソン病の悪化のため、リンダ・ロンシュタットは2014年のロックの殿堂入り授賞式を欠席した。しかし、彼女の名が今も輝いていることを、伝説の女性シンガーたちが証明した。スティーヴィー・ニックス、キャリー・アンダーウッド、シェリル・クロウが、バディ・ホリーの『イッツ・ソー・イージー』とエヴァリー・ブラザースの『ホエン・ウィル・アイ・ビー・ラヴド』を70年代にロンシュタットがカヴァーしたフォークロックアレンジで歌い、彼女が残した足跡に敬意を表した。コーラスにひとりだけ男性がいるって? イーグルス結成前にロンシュタットのバックを務めていた大物、故グレン・フライだ。
Translation by Naoko Nozawa

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