ELOのジェフ・リンが語る"僕の人生の15曲"

By ANDY GREENE
(Photo by Jeff Spicer/Getty Images)
「ミスター・ブルー・スカイ」のエレクトリック・ライト・オーケストラのリーダーがビートルズをプロデュースし、スタジオにこもりたかった理由とは?

エレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)がヒット曲を連発していたのは、70年代後半のこと。そんな当時のバンドの人気絶頂期でさえ、ジェフ・リンの名前を知っていたのは、一握りの熱狂的なファンだけだった。「僕はでしゃばったりしなかった。」とロサンゼルスの自宅から、電話インタビューに応えてくれたリン。「天狗にもなれたけど、僕はそんなタイプじゃないんだ。僕が欲しかったのはスタジオの時間、それからもっとスタジオの時間、さらにもっとスタジオの時間。」と彼は続けた。

80年代に入り人々の音楽の嗜好が代わると、ELOは時代遅れのバンドとなった。そんな中、プロデューサーとして活動を始めたリンは、なんと2年も経たない間にジョージ・ハリスン、トム・ぺティ、ロイ・オービソンの復活アルバムをプロデュースしたのだ。そして、前述のメンバーにボブ・ディランを加えたスーパーグループ、トラヴェリング・ウィルベリーズが短期間であったが結成された。「奇跡的な時間だった。」とリン。「密かに思っていたんだ。「すごい、もっと前からするべきだった」って。」

もっぱら裏舞台で活躍し続けた30年の後、彼は2014年の夏、ロンドンのハイド・パークでの大規模コンサートで、ELO復活のオファーを受け入れた。5万人のファンを目の前にステージに立った時の緊張は計り知れないものだったようだ。「大勢の観客がそこにいて、全曲の間叫んだり手をたたいたりしてくれて、本当に安心した。」また「とても気分が良かった。すごく楽しくて、復活してニューアルバムを作ろうって決心したんだ。」と話してくれた。
Translation by Miori Aien

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