HYDEをかたち作った6枚

By Joe Yokomizo 2016/02月号 P37〜37 |
ローリングストーン日本版 2015年1/2月合併号掲載
ローリングストーン日本版 アーカイヴ・インタヴュー
2016年1/2月合併号 HYDE
HYDEをかたち作った6枚

null
GASTUNK
『EARLY SINGLES』

ルーツと言うと、GASTUNKははずせないですね。メジャーデビュー前くらいがいちばん好きです。その時代のシングルだけを集めたのが『EARLY SINGLES』です。このアルバムに入っているのが、僕がGASTUNKを体感した時代ですね。当時ハードコアとメタルが少しずつかみ合ってきてスラッシュメタルが現れ始めていたんですが、GASTUNKがその当時いちばん斬新だと思ってました。しかも、僕が初めてライヴハウスに行ったのもGASTUNKのライヴじゃないかな。その時の衝撃は永遠ですね。この世のものじゃないと思ったし、そこにいる観客が全員ヴァンパイアのように見えた。ライヴハウスのノリも初めてだったから、本当にものすごい衝撃でしたね。まさにVAMPSでやりたいことって、それなんですよ。その時の体感を今現代でやったらどうなのかっていうのを焼き直しているだけかもしれない。



null
The Misfits 『Legacy of Brutality』

GUSTANKはちょっとホラー要素があったんですが、もっとほかにそういうアーティストがいないのかなと思っていろいろ探したんです。僕のイメージにぴったりなジャケットを見つけたんです。それが『Legacy of Brutality』。でも、ジャケットだけで、必ずしも音楽が伴うとは限らないじゃないですか。それが帰って聴いたら完璧だったんです。理想的なサウンドで、『これだ!』って(笑)。当時はまだ、あのガイコツが全然有名じゃなかったんですよ。ほかのThe Misfitsのアルバムと違ってハードコアっぽくない曲が多いんだけど雰囲気がホラーパンクって感じ。僕は『バタリアン』っていう映画で流れているハードコアが理想で『ああいう曲、何かないかな』って探していたんですけど、The Misfitsがまさにそれでした。かなり影響を受けましたね。初めて曲作ったのがこのアルバムを聴いたぐらいの時だったので、僕が最初に作った曲はThe Misfitsぽかったですね。で、でもコード進行は、今聴くとめっちゃニルヴァーナなんですよね(笑)。

RECOMMENDED

TREND