盟友が語るHYDEの魅力: Hiro MY FIRST STORY

By Joe Yokomizo 2016/02月号 P42〜42 |

ローリングストーン日本版2016年1/2月合併号掲載
特集:盟友が語るHYDEの魅力

Hiro MY FIRST STORY「ヘヴィロックをそのまま日本で第一線でやっていることが、すごくカッコイイ」


「VAMPS HALLOWEEN PARTY 2015」で共演、さらに「VAMPS LIVE 2015-2016 JOINT 666」の初日で対バンを務めたMY FIRST STORY。ヴォーカルのHiroとHYDEは、年齢差もあり、奏でるサウンドも異なるが、イベントでの共演以降、 親交を深めてきた。HiroにとってHYDEはリスペクトしてやまない大先輩でありながら、「東京でできたお兄ちゃん」的存在でもあるという。

―VAMPSとMY FIRST STORYの共演は、不思議なコラボでしたよね。

初めて関わったのが「VAMPS HALLOWEEN」だったんですけど、HYDEさんとMY FIRST STORYの交流がないまま出させてもらったイベントなんです。ジャンルは違えどシーンの似ている人達が出るイベントで、僕達が仮装してやる意味とか、空気感を壊しやしないかとか、かなり不安でした。でもいざやってみると、不安をかき消すくらい楽しくて。打ち上げで仲良くさせてもらい、「VAMPS LIVE 2015-2016 JOINT 666」の対バンが決まったんです。ただ「HALLOWEEN」は仮装もしているし、ほかのバンドも出るから自然と馴染めるじゃないですか。でも「VAMPS LIVE」は完全な対バンで、ありのままで出るわけで、どれだけ通用するか心配でした。あと僕の勝手な想像ですがヴィジュアル系の―VAMPSはヴィジュアル系ではないですけど、濃いファンは興味のないバンドが出ていると、座って携帯をいじっているみたいなイメージがあって(笑)。

なんか、わかる気がします(笑)。

「さすがにそれをやられたら、メンタルやられちゃうな」と思っていたんですよ。でもアウェイの中で、お客さんはありのままの僕たちを素直に受け止めてくれました。今まで味わったことのない緊張感と楽しさ、「やってやるぞ」という挑戦する感じは、過去4年間のライヴの中でも一番でしたね。

―その辺は、 もしかしたらHYDEさんもそこを狙っていたのかも。

そうなんですかね。これも僕の勝手な想像なんですけど、バンドの先輩って無理やりお酒を飲ませてくるイメージがあって(笑)。VAMPS HALLOWEENの打ち上げもそんな感じなのかなと思っていたんですが、実際のHYDEさんはとても気を遣ってくださいました。

L’Arc~en~Cielくらい全世代が知っているバンドって、もう数えるくらいしかいないですよね。そんな人が結成4年目のバンドと仲良くしてくれることに、衝撃を受けました。逆に言えばもっと自分勝手でもいいのに、HYDEさんの振る舞いを見ていると、なんでこんなに人を気遣えるんだろうと思うんですよ。基本的に僕、先輩という存在が苦手で(笑)、あまり付き合ってこなかったんですね。その意味でも「HALLOWEEN」は、人生観が変わったイベントでした。

Text by Mio Shinozaki

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