ハリソン・フォード人気映画トップ10

6位『アメリカン・グラフィティ』
1972年にジョージ・ルーカス宅のキャビネットを作るために雇われた時、ハリソン・フォードはまだ売れない俳優兼大工だった。若きフィルムメイカーは当時、仲の良い高校生グループの成長物語に着手しており、彼はキャビネット職人をボブ・ファルファ役に配した。フォードの出演シーンはわずかだったが、映画は大評判を呼んだ。これにより、リチャード・ドレイファスは『JAWS/ジョーズ』、ロン・ハワードは『ハッピーデイズ』への出演のチャンスをつかみ、数年後ルーカスは新たなスペース・アドベンチャー作品に再びフォードを“もう少し”大きな役柄で起用した。


5位『逃亡者』
『ダイ・ハード』の可能性を除いて、衝動的に繰り返し見たくなるアクション映画のトップは『逃亡者』かもしれない。リチャード・キンブル医師があの列車から脱出するシーンや、聖パトリック祭のパレード中の逃亡、片腕の男を追跡するところを何度見てきたとしても、TVで放送されるたびに私たちはチャンネルを変えることができない。この映画には無駄な瞬間がまるでなく、すべてのフレームにおいて最後まで緊張感が持続している。数年後に続編が製作されたが、『追跡者』については多くを語らないほうがいいだろう。


4位『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』
『スター・ウォーズ』マニア1万人に、6作品のなかからいちばん好きなタイトルを投票させたら、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』が圧勝するはずだ。第1作(『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』)は多くのプロットが盛り込まれルーク・スカイウォーカーはやや愚痴っぽく、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』にはイウォークが登場し、プリクエルは文字通り前日潭である。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』にはいくつか欠点がある。それは、ジョージ・ルーカスが監督していない2作のうちの1本であることが関係しているかもしれない。しかし理由が何であれ、この映画はシリーズ中で最も興奮する作品だ。

Translation by Sayaka Honma

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