デヴィッド・ボウイ、69歳で逝去:約50年間人々を魅了し続けた人生

音楽活動と並行し、彼は俳優としても長いキャリアを満喫してきた。初主演作は1976年の『地球に落ちてきた男』で、トーマス・ジェローム・ニュートンを演じた。これは地球から自分の星に水を持ち帰ろうと試みるエイリアンを描いた超現実的な作品だ。1980年には舞台版『エレファントマン』で主役のエレファントマンを演じた。1983年のトニー・スコット監督のエロティックホラー『ハンガー』ではヴァンパイアを演じ、ジュリアン・テンプルの1986年の作品『ビギナーズ』、マーティン・スコセッシの1988年の作品『最後の誘惑』、デヴィッド・リンチの『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』にも出演した。1986年にはマペットたちが出演する『ラビリンス/魔王の迷宮』で木の茂みのような髪型をし、コッドピースをつけた魔王ジャレスを演じた。2000年の始めには『ハンガー』を原作としたテレビシリーズに出演、映画『ズーランダー』やテレビドラマ『エキストラ:スターに近づけ!』には彼自身として出演している。映画『プレステージ』ではニコラ・テスラに扮し、アニメ映画『スポンジ・ボブ』にも声優として出演した。ヴァネッサ・ハジェンズの主演作『Bandslam』でもボウイ自身を演じている。

2013年にはこの10年で初となるアルバム『ザ・ネクスト・デイ』をリリースした。これはイギリスで1位、アメリカで2位を記録した。彼は密かにこの作品をレコーディングし、その年の誕生日にその存在を発表した。


photo by Jimmy King

Translaion by Yoko Nagasaka

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