アイ・ウィッシュ・ディー・ディー・ラモーン・ワズ・ヒア・ウィズ・ミー

 マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズが参加したデビュー作で注目を集めたフランスの女性シンガー、シャルロット・マリオンヌのソロユニットが10年ぶりの新作を完成。前作に続きケヴィンとプライマル・スクリームのマーティン・ダフィーが参加。シャルロットのウィスパー・ヴォイスを中心に、ギターの弾き語りやストリングス、エレクトロなど曲ごとに音作りに工夫が凝らされていて、ブリジッド・フォンテーヌを思わせる実験性と退廃的な美しさが交差する。ロッキー・エリクソンとニコのカヴァーも雰囲気にぴったりだ。

RollingStoneJapan編集部

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