ポストロックの再評価が高まるなかで真打ち登場! シカゴ音響派の顔役としてシーンを牽引したトータスが約7年ぶりの新作を完成。ロック、ジャズ、エレクトロなど多彩な音楽性を吸収したサウンドは、実験的でありつつメロウな心地よさもあり、いぶし銀の味わい。そんななか、デビッド・エセックス「ロックにすべてを」のビザールなカヴァーと、ヨ・ラ・テンゴのジョージア・ハブリーが歌うバラードの2曲のヴォーカル曲がアクセントに。磨き込まれたアンサンブルやアイデア豊富なスタジオワークなど、バンドの底力に圧倒させられた。

RollingStoneJapan編集部

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