Rolling Stone Japan 編集部 |2015/12/10 00:00
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究極を言えば、ダンスアルバムで重要なのはたったひとつ。それはビートだ。ディスクロージャーのデビュー作品『セトル』に続く本作は、一級のヴォーカリスト陣をフィーチャーした内容。そのせいか、彼らの持つ魅力が豪華ゲストに少々押され気味だ。しかし、新人デュオのライオン・ベイブは「アワーグラス」で最高の歌声を聴かせるし、グレゴリー・ポーターもまた然り。「ホールディング・オン」ではポーターの声が1分以上も続いた後、めまぐるしいゴスペル・ハウスへと変化する。ポーターはコラボレーターを輝かせるのが得意なようだ。
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